デザイナーズソファの商品一覧です。

デザイナーズ家具とは、有名なデザイナーがデザインした家具をいいます。有名なデザイナーではなくても、デザイン性が高いものを含めて、デザイナーズ家具と呼ぶ場合もあります。デザインだけではなく、計算された機能性にもすぐれたものや、素材を探求したものなどが創られています。目を引くデザインのものが多く、置くだけで空間に存在感を与えるとともに、アクセントとしての役割も果たします。

有名なデザイナーの作品は、時代を超えて洗練された印象を与え続け、愛されています。２０世紀モダニズム建築の３大巨匠といえば、ル・コルビジェ、フランク・ロイド・ライト、ミース・ファン・デル・ローエです。建築だけではなく、家具デザインにおいても、すぐれた作品を残しています。北欧モダンでは、ハウス・Ｊウェグナーやアルネ・ヤコブセン、アルヴァ・アアルトなどが挙げられます。ミッドセンチュリーモダンでは、チャールズ＆レイ・イームズ、パントンなどが挙げられます。

当店では、デザイナーズソファとして、ル・コルビジェとミース・ファン・デル・ローエのデザインしたソファなどを扱っています。ソファやリビングテーブルを組み合わせて、ソファセットとしても販売しています。

デザイナーズソファの巨匠であり、ル・コルビジェとミース・ファンデルローエについてご紹介をいたします。

ル・コルビジェ（１８８７年－１９６５年）

スイス生まれのフランス人建築家です。「住宅は住むための機械である」と発言し、装飾を排した機能性を追求しました。「ピロティ」「屋上庭園」「自由なプラン」「水平連続窓」「自由なファザード」という「近代建築の五原則」を提唱しました。これを具現化した作品としては、サヴォア邸が有名です。日本の国立西洋美術館は、コルビジェの設計によるものです。他に、ユニテ・ダビタシオンやロンシャン礼拝堂などの有名な作品がありま す。

家具のデザインの多くは、ピエール・ジャンヌレとシャルロット・ペリアンと共同製作が行われました。当時では、斬新であった金属を用いた家具は、今でも人気があります。スチールのフレームに革張りのソファ「ＬＣ２」などが有名です。

ミース・ファン・デル・ローエ（１８８６年－１９６９年）

ドイツ出身の建築家です。１９２９年のバルセロナ万博で、鉄骨造でガラス・大理石で構成されたドイツ館を設計しました。コルビジェの近代建築の五原則の「自由なプラン」にも当てはまるモダニズム建築の手法です。国王夫妻を招くための椅子もデザインし、後に、バルセロナチェアと呼ばれました。

バウハウスの３代目校長に就任しましたが、ナチスの圧力により、アメリカに亡命しました。ファーンズワース邸や高層建築のシーグラムビルが有名です。