憧れの座り心地 幻のル・コルビジェデザイン ソファ LC2 3人掛けタイプの詳細です。

「Grand Confort(大いなる快適)」と名付けられた、3人掛けのソファです。近代建築の三大巨匠の一人であるフランス人のル・コルビュジエが、シャルロット・ペリアン、ピエール・ジャンヌレと共作で100年前にデザインした、ソファのシリーズの一つです。

モダニズムの建築は、近代以前の華美な装飾を排して、直線や直角で機能美だけを追求していました。家具も同じです。しかし同じモダニズムの建築家であるフランク・ロイド・ライトがデザインした椅子と比べても、コルビュジエのモダニズムのコンセプトは徹底しています。直線的なフレームに、四角い肉厚のクッションを挿んだだけのソファです。「住宅は住むための機械である」と言ったコルビュジエは、このソファを「椅子は座るための機械である」とでも言うつもりで制作したのでしょう。

このソファの意匠権は消滅しています。ですからコピー品も出回っています。安価な素材で安価に仕上げたものもあります。しかしその差は、歴然としています。簡単な構造のソファなのでコピーするのも簡単なのですが、実は繊細なところに神髄が宿っているのです。この商品は、素材に最新の上質な素材を使い、繊細に丁寧に仕上げているので、オリジナルと遜色ない仕上がりです。